Openfiler+iSCSI bootでディスクレスサーバ【インストール編】 
久々の更新でございます
今回のネタはタイトルの通り、2台のマシンを使ってディスクレスサーバやってみました。
ネタとしてはとくに目新しくも珍しくもないんですが
備忘録程度に今回やったことをお披露目したいと思います。
今回のはエンタープライズ製品を使わずに安いマシン+OSSで構築して
かつ、ディスクレスのサーバからCentOSを起動させようぜ!って試みです。
シンプルにローカルにディスクがないマシンと
Openfilerがインストールされたマシンを用意します。
まず全体的な流れはこんな感じです。
①Intel NICのファームウェア書き換え
②Intel NICの設定
③Openfilerでボリュームの切り出し
④ディスクレスサーバへCentOSをインストール
⑤起動してみる
では、細かく手順を追っていきます。
①Intel NICのファームウェア書き換え
まずは、このNICを購入します。

intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
特別なんでもないただのNICです。
でもこいつじゃないとiSCSI bootは出来ないんです!
同じ価格帯のバッファローNICとか買ってもできません!
なぜなら?Intel NICしかiSCSI bootを実現するファームウェアがないからです!
ファームウェアを書き換えないとこれもただのギガビットNICなんですが
書き換えるとiSCSI bootができるようになるんですね。すばらしい。
amazonなら¥3,570で今なら買えます。
エンタープライズ向けのNICには特別なことをしなくても
iSCSI bootはできますが、数万円〜数十万円とかしちゃうんですよね。
プライベートじゃ敷居が高すぎますしね。
パーツをいじるのはここまでで、次はファームウェアを書き換える準備をします。
<<準備するもの>>
・windowsの起動ディスク
・iSCSI boot用のファームウェア
windowsの起動ディスクから起動してファームの書き換えをしますが
今どきFDDなんてないので、USBのフラッシュメモリーに下記の方法で起動ディスクを作成。
HP USB Disk Storage Format ToolとWindows 98 System Filesを
DLして起動ディスクを作成。
(ページ中央のPrimary Download SiteをクリックしてDLできます。)
作成した起動USBフラッシュメモリーの最上位にここからDLしたファームウェアを入れます。
準備できたらディスクレスマシンにUSBフラッシュメモリを挿して起動!
画像のようにコマンドを入力して状態を確認します。

「ISCSIUTL」
このコマンドで現在のNICの状態が確認できます。
(私の環境はIntel NICを2枚指してるので2つ表示)
で、「ISCSIUTLl -ALL -UP」ってコマンドを打つと2枚ともファームウェアが書き換えられます。
(コマンドの詳細はhelpを読んでみてください。)
最後の行で「iSCSI Enabled」となっていれば成功です。
たったこれだけでファームの書き換えが完了しました。
で、再起動です。
②Intel NICの設定
次はIntel NICにiSCSIターゲットなどの設定をするわけですが
その前にBIOSの設定を行います。
BIOSの設定画面に入り、「Boot Device Priority」から「〜iSCSI〜」とかってものがあれば
それを設定してやります。これに設定できないと厳しいかもです。。。
BIOSの設定が終わったら、次はNICの設定です。
起動直後にIntel NICの情報が黒バックの画面に現れた後「ctl + D」しろって見えたら
すかさずキーを叩きます。

こんな画面が出てきたらここでiSCSI Targetの設定を行います。
(2つ見えてるのはNICが2枚あるから。)
NICの選択をして「iSCSI Port Selection」を選択。

入力したら保存してこの画面から抜けます。
③Openfilerでボリュームの切り出し
これは今回は割愛します。
ここでも参照してもらえたら。。。
④ディスクレスサーバへCentOSをインストール
少し私はここではまりました。
インストールしようとしたOSはCentOS5.4 x86_64のDVDからでしたが
どうもうまくiSCSIのデバイスを認識してくれません。
ネットをうろうろしていると、ネットワークインストールをするとうまくいく!
というのを見つけたので早速CentOS5.5のネットワークインストールを開始!
途中は割愛して。。。
肝心なところだけ抜粋します。
肝はブートローダです。

ここで「高度なブートローダオプションの設定」にチェックを入れて次へ。

ローカルにディスクが繋がれていなければ問題ないと思いますが
私のマシンにはディスクがついてしまっているので
「ドライブの順序変更」を選択してOpenfilerのボリュームを上位にしてやります。
これであとはいつも通りインストールしますが、NICの設定でも注意が必要です。
NICの設定をここでちゃんとしてやらないとインストール後の起動でkernel panicになります。
(デバイスがマウントできなくて。。。)
また、Intel NICで設定したイニシエータのIPともバッティングしないように注意しましょう。
⑤起動してみる
うまく起動すればiSCSI boot成功です!おめでとうございますw
そういえば画像でIPとかMACアドレスとか気にせず晒してるけど。。。
まぁ特に問題ない。
次回はこの構成でベンチマークを計って見たいと思います。





